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吹奏楽部員ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと⑧ [吹奏楽部]

 


立ち方や座り方をチェックして、


少しだけ動きへのアプローチを変えただけでも、


演奏後の疲れは今までとは大違い!


バテずに過ごせているとは思います。


ですが、中には


疲れていることに気づいていない人もいるでしょう。


 


よくある疲れの一つに「肩こり」があげられます。


この原因は様々ですが、小中学生が肩こりで


マッサージや整体に通っているといったケースも


よく耳にします。


これはいわゆる コドモロコモ” 予備軍


と言っていいでしょう。


 


コドモロコモ???


 


ロコモティブシンドロームって聞いたことありませんか?


動かないことで運動機能が低下している状態のことです。


子どもたちがそのロコモティブシンドロームの状態であることを


コドモロコモと呼ぶんだそうです。


 


現代の子どもたちの生活習慣や遊び方は


目まぐるしく変化していて


カラダを動かす機会が減ったことで


立つことや歩くことに支障がでてきているそうです。


 


確かに講習会や部活動の指導で訪れた学校でも


「肩こり」「腰痛」「頭痛」などの改善について


質問を受けることが年々増える傾向にあり、


とても気になっています。


 


皆さんはどうです?


立つこと歩くことが苦痛に感じてはいませんか?


肩こり腰痛は感じてませんか?


 


もし何らかの苦痛を感じているなら


これまでにお話した


◯声のこと 


◯立ち方や座り方 


◯お尻のゴリゴリ 


◯足裏


◯腕のあがり具合 


などをチェックすることで、


今まで作動していなかった身体の組織が反応しだしてくれて


少しはましになるはずです。


 


それでも疲れが取れない場合は


●適度な練習時間(多くても4時間位)


●睡眠時間は78時間


●食事内容や摂取する時間を見直す


●トレーニングに有酸素運動(歩く/走る/泳ぐなど20分程度)を取り入れる


●簡単ワークでボディ・マップの再確認


 


これらのことに気をつけましょう!


 


今回は、肩こり首の疲労に最適な


以下の簡単ワークを試してみてください。


 


1.両腕は身体のサイドにぶらんと下げる


2.ゆっくりのテンポでおこなう


  (メトロノームを使うならTempo=60、1つの動きは4〜8カウント)


3.立つ/座る → どちらでもOK


4.自分カメラ目線で、カラダのどこが、どんなふうに


  動いているのかに注目すること。


 


肩ワーク.png


 


肩や腕を上下、前後に動かすだけの簡単なワークですが、


練習前、練習の合間、練習後など、


思い出した時に行なってみてくださいね。


 


吹奏楽人口はどんどん増え続けています。


初めて楽器を手にしたときから自分自身で


演奏するためのカラダの調整習慣にすることは、


ケガや故障の予防にもなります。


 


演奏って楽しい!


音楽っていいな!


吹奏楽ってサイコー!


 


と、心から感動できる一つの要因になることでしょう[ぴかぴか(新しい)]


 


 


 


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吹奏楽部員ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと⑦ [吹奏楽部]


●カラダの動き

 

今回は演奏している時のカラダの動きについて

考えてみましょう。

 

楽譜の中に espressivo などの表情記号が書かれていると

「ここはもっと歌って」

「もっと体で表現して」

「動いて表現して」 などと、

先輩や指導者から指示をだされたことが一度はあるでしょう。

 

その時、やってるつもりなんだけどなぁ・・・

いったいどうやって動いたらよいのかなぁ?

なんて考えだしたら固まって

動けなくなってしまったことはないでしょうか。

 

嬉しい時や楽しいときって

気づいたら鼻歌を歌っていたり、

自然にカラダを揺り動かしていたことはありませんか?

表情豊かに演奏するときにもカラダは揺れ動きます。

 

日常でもお友達とおしゃべりしている時に

カラダって色んな方向に動いているでしょう?

その動きはおしゃべりの内容によって違うはずです。

 

ぇえええええ〜っ!

と驚いた時のリアクション。

 

きゃはははっ!

と大笑いした時のリアクション。

 

悲しいお知らせを聞いた時のリアクションは

どよ〜ん、、、

と、伏し目がち。

 

などと、カラダは感情の動きに合わせ揺れ動いています。

 

音楽も同じです[ひらめき]

 

 

では少し冷静になって

座って演奏しているときにはどんな動きをしているのかを

感じとってみましょう。

 

 

お尻のゴリゴリ(坐骨)を感じていると上半身は

前⇔後左⇔右斜め前斜め後ろ方向に・・・

背中を丸めたり、反ったり・・・と

あらゆる方向に動くことを感じるでしょう。

 

この動きは空気が体内から出ていったり、入ってきたり

「呼吸」とも関係しています。

 

試しにこれらの言葉を口にだしてみましょう。

もちろん お顔の表情やカラダの動きも付けて

リアクション!

 

ぇえええええ〜っ[がく~(落胆した顔)][exclamation&question]

きゃはははっ[わーい(嬉しい顔)][グッド(上向き矢印)]

どよ〜ん[もうやだ~(悲しい顔)][バッド(下向き矢印)]

 

体重が移動することや背中の丸まった様子などは

どのように変化したでしょう。

 

カラダは演奏中にも

音楽の構成情報から感じとられるイメージによって

様々なリアクションをしています。

 

例えば・・・

♪ 和音が持つ響き

♪ 流れるメロディライン

♪ リズムの持つ規則性や躍動感

などから感じ取られる情報のイメージです。

 

カラダが動けず固まっている時には

この音楽の構成情報を理解できていないことがよくあります。

 

そんな時には

曲の分析をすることで自然に動き出すこともあります。

 

曲の分析は既にできているけれど、固まってしまう場合には

声に出して歌ってみましょう。

そしてその歌声に合わせ、手や腕を動かしてみましょう。

指揮者のようにね。

 

歌いながら手や腕を動かすという

アクションによって脳が刺激されます。

その刺激された脳は

楽器で演奏した時にも機能してくれて

自然な動きで演奏できるようになるのです。

 

 

善は急げ!

この方法を早速練習に取り入れてみましょう[るんるん]

 


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吹奏楽部員ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと⑥ [吹奏楽部]

 


● 座って演奏する その2


 


前回は座ってチェックするポイントをマッピングしました。


覚えていますか?


 


◯ 座ったら先ずはお尻のゴリゴリ(坐骨)を確認


◯ ゴリゴリ(坐骨)がみつかったら足裏チェック


◯ 両腕をあげて、上がり具合をチェック


◯ このバランスを感じながら楽器を持ってみる


 


では、このチェック後はどうすればいいの?


って、思いますね。


今回はその続きをお話しましょう。


 


 


座って楽器を持ち上げた瞬間、


皆さんの上半身は


チェックしたバランスの位置ではなくなってしまう


のではありませんか?


 


例えば


「少し後ろに体重移動した」


「右の坐骨にズシンと重みを感じた」


「腰のバランスに変化が…」など、それぞれ違っていると思います。


 


これはよくないからと否定的に捉えて


すぐにバランスチェックの場所に戻るのではなく、


先ずは、


この変化しているという「今の自分を知る」ことが大切です。


 


この自分を受け入れて、


その時の音や音楽の表情がどうなっているかを聴きとってみる。


お気に入りの音や表情で問題がなければ


そのままで大丈夫[るんるん]


 


もし求めている音や音楽とは違っているのであれば


解決のためにどうすればよいのかを判断し、


バランスをチェックした場所に戻ってみるなど


次の行動へ・・・


 


なんだか難しいことを言っているようですが、


皆さんはテンポや音程のことについて


既に対処していることと、何ら変わりはありません。


 


「テンポが遅くなってしまうなぁ〜」


と感じたら、少し前に速めていくでしょう?


カラダも同じです。


 


お尻のゴリゴリ(坐骨)をチェックしたときよりも


後ろの方に体重がかかっていると感じた場所で演奏してみます。


「発音が遅れて、テンポが重くなっている」


なんて感じたのであれば、少し体重を前に戻してみる。


これだけでいいのです。


 


このようなことを日頃の練習に組み込むことで、


解決策のストックが増えますね。


ストックが沢山持てると本番でも活かせます


 


 


では、ここからは実際にトレーニング!


「自分カメラ」を起動です!


 


椅子に接したお尻のゴリゴリ(坐骨)を感じながら


楽器をかまえ(持ち上げ)てみましょう。


カラダに何か変化はありますか?


 


変化があれば、どこがどうなったか観察です。


例えば楽器をかまえた瞬間に


足裏への意識がなくなってしまうことがあります。


楽器や腕のことばかりが気になって


遠くの存在、足部や脚部をすっかり忘れてしまっている。


 


一つ意識したら、


その前に気にしていたことをすっかり忘れてしまう。


こんなことよくありますね。


 


意識的に注意を向けている場所はくっきりとフォーカスする。


そして他の箇所はぼんやりでいいので、


同時進行でチェックすることを忘れないようにしましょう。


するとカラダ全体が把握できるようになり、


少しくらいアクシデントがおこっても


対処できている自分に感動です。


 


ボディ・マッピングはココロの安定剤[ひらめき]


自分自身で問題を解決できることができれば


本番前のドキドキバクバクブルブルでさえも


楽しめる自分に驚きです[exclamation]


 


 


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吹奏楽部員ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと⑤ [吹奏楽部]

●座って演奏する


今回は「座る」ことについて考えてみましょう。


座ることは演奏中はもちろん


食事のとき、電車やバスに乗っているとき、授業中も…と、


おそらく一日中行っている動作です。


しかもほとんどの人は「立つ」ことよりも「座る」ことのほうが


長時間していることではないですか。


 


さて、、、日頃座るときに


なにか意識をしていること気つけていることはありますか?


演奏する時はどうでしょう。


普段とは違って


「さあ、これから演奏モード」


なんて、座り方を変えてはいませんか?


 


座り方には学校のパイプ椅子に座るのか、


お家のリビングでくつろいでソファに座るのか、


ティンパニやコントラバスのように高さのある椅子に座るのか。


床に座ることも・・・


いろんなシチュエーションが考えられます。


ここではまず授業中やコンサートホールなどに備え付けてある


標準的な椅子[いす]にどう座るのか


をチェックしてみることにしましょう。


 


カラダの一部である骨盤ってわかりますか?


胴部の下の方、お腹の一部でもあり


脚が繋がっているあたりです。


座るとその骨盤の一部である坐骨


ゴリゴリっと[いす]椅子の座面に接しています。


 


骨盤.jpg


[コピーライト]ナガイカヤノ


 


その部分が[いす]椅子に座る時のチェックポイントになります。


まず左右の坐骨に意識を向けて、


体重を感じてみたり、確認することから始めてみましょう。


 


「そんなゴリゴリって私にはないでーす」って思った人は


背中全体が丸まって猫背になってはいませんか?


もしそうなら、


両方の腕を天井の方向に高くあげ、そのあがり具合を確認してみましょう。


 


「あれれっ?


 腕は重たいし、真上にはあがりにくいし・・・」


 


こんな状態ではないでしょうか?


 


では、丸まった背中を伸ばして


お腹の一部分おへそを正面に向けてみましょう。


背中やお腹の角度が変わったら骨盤の角度も変化して


椅子に接しているお尻の感じ方も変わりますね。


そして、、、


さっきは感じなかったゴリゴリって骨「坐骨」が感じられるでしょう。


 


坐骨のチェックができたら +「立つ」のお話でマッピングした


足裏のチェック」も確認してみましょう。


 


坐骨足裏のチェック


座っている姿に変化がみえるはずです。


 


先ほど試してみたように両腕を高くあげ、


腕のあがり具合を確認してみてください。


さっきあがりにくかった腕は


スッと軽くお耳の横、


天井に向かってまっすぐにあがっていますね。


 


このように自分自身の変化を観察することを習慣化する


これは演奏するうえでとても大切なトレーニングです。


 


このように観察することを自分カメラ[カメラ]と呼んで


いつも第三者的な目線で


自分観察を実践している学生がいました。


 


本番での ・・・


に悩んでいた彼女は


自分カメラ目線で観察を続けることで


今の自分に必要な働きかけができるようになって


どのような状況でも


冷静に自分をコントロールできるようになりました。


 


いつも[カメラ]カメラが作動しているから


安心できますもんね。


 


●座ったら先ずはお尻のゴリゴリを確認


●ゴリゴリがみつかったら足裏チェック


○念のため、両腕をあげて上がり具合をチェック


 


これだけでも確かな手応えを感じることでしょう。


 


いっけんラクだと思い込んでいる


バランスが崩れた状態で長時間座っていると


腰への負担が大きくなって


腰痛に悩まされているケースもよくみかけます。


 


そんな時にはぜひ


[カメラ]自分カメラを起動して


「坐骨を感じること」足裏チェックをすること」


を試してみてください!


 


お尻や脚、


お腹や背中の筋肉がほどよく働きだし


骨盤の周りも整って


上半身と下半身の協調性が高まります。


すると演奏時の手や足、


お顔や口腔内のコントロールもしやすくなる。


 


全身は常に協調しあってチームで働います。


この「チーム全身」はあなた自身


部員たちのチームワークが乱れていると


演奏はうまくいかないですね。


 


今日から1日1回


座り方をチェックすることから始めて


「チーム全身」一丸となって演奏!


 


こんな何気ないことに意識を向けるだけで


練習時間はかなり短縮できるのです。


 


 


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吹奏楽部員ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと④ [吹奏楽部]


7月1日

今年も後半戦に突入ですね。

雨模様のお天気でなんだか眠いし体調がイマイチ…

なんて不調を感じてはいませんか?

 

さて、

今日は演奏中にしている基本の動作についてお話しましょう。

 

いったいどんな動作かというと、

「立つ」こと

 

えっ?

それって動いてなくて、じっとしていることではないの?

 

なんてツッコミいれてないですか?

 

立っているときも?座っているときも

カラダは静止しているようで

いつも四方八方に微妙に揺れ動き、

倒れてしまわないようにバランスを保っています。

 

その微妙な揺れ動きの中心点は「体軸」といって

カラダの動きの芯棒のようになっています。

 

では「いい状態で立つ」ってどういうことでしょう。

「いい姿勢で立つ」と言った方がピンとくるかな。

 

この時、他から見た印象も、自分自身の感覚も

「静止して見える、ブレのないカラダの状態」のことです。

 

演奏するときには

もちろん大きな動きもしてはいますが

この「静止して見える、ブレのないカラダの状態」でも

表現に合わせて前後左右、斜めの方向にと

体重移動をしながら音を奏でています。

 

「立つ」という言葉のイメージからは

ヒザをまっすぐ伸ばして固定されたイメージを想像してしまいます。

ですが、、、

例えばコントラバスを奏でる時、弦の上方と下方とでは

ヒザを少し曲げて変化させ

カラダの重みを感じる足部も大きく移動させるなど

左右差を感じますよね。

 

打楽器の皆さんは 

少しかがんだ状態や個々の楽器の前で体重移動、

グロッケンからマリンバへ…など

楽器から楽器へと、演奏中に素早く動き回っています。

さらにはペダル操作も脚や足でしていますね。

 

個人練習の時には必ず立って練習する

パートもあるでしょう。

 

音を出し演奏する前にチェックしてほしいことは

足裏で靴底や床を、どんなふうに感じているかです。

体重が足裏にかかる感覚の左右差足裏のどの部分にかかるなど、

そして足指は靴の底に触れている感覚はあるかな?

などなど・・・

 

もし左右差を感じたとしても、

そのことは決して悪いことではないのです。

その状態が必要な体勢だと確信を持っていれば

カラダは自在に動くことができるのです。

けれども自覚なく、ただ崩れているだけなのであれば

少しだけ意識しましょう。

 

意識するだけでもカラダやココロは安定しますよ。

もちろん呼吸も安定します。

 

もっと具体的にチェックポイントを説明すると、、、

 

全身の重みは

足裏のカカト母指球小指球の3つのポイントに降りていきます。

さらには5本の足指へも向かい、

足裏全体で体重を受け止めています。

 

足04.jpg

[コピーライト]ナガイカヤノ

 

この足裏全体を感じただけでも

握る力や噛む力は驚くほど変化します。

ぇえ

握る力は指や手ではないの?

噛む力は歯やアゴではないの?

 

なんて思いますよね。

 

試しに上の図のように足裏のカカト母指球小指球

さらには5本の足指を感じながら

手のひらをギュッと握ってみましょう。

何も感じてはいない日頃の感覚と比べて変化はないですか?

なにか違った感覚に気づくかもですね。

 

 

カラダは全身が協調し合い、助け合いながら働いています。

足裏のことが全く関係ないと思われる場所にも

影響しているのです。

 

コナブルのボディ・マッピングでは

カラダの構造や仕組みを知って

実際に自分のカラダで感じてみることで

脳に描かれているボディ・マップ(身体地図)

適切な回路に導きます。

 

このようにして「筋感覚」という動作や動きの感覚を再教育し、

意識しなくても適切な動きで演奏できるようにするのです。

 

こんなアプローチに慣れない間は「難しい」と感じるでしょうが、

理解できた瞬間、笑ってしまうほど動きがらくになり

とても演奏しやすくなります。

効率よく練習できるので練習時間の短縮にもつながりますよ!

 

 

今回は「立つ」ことについて詳しく書きましたが、

次回の「座る」ことについても楽しみにしていてくださいね。

 

 


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吹奏楽部員ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと③ [吹奏楽部]

 


[ひらめき]「声」と「楽器の音」との深い関係


 


前回の  “ストローで「う〜」” は試してみましたか?


ビリビリと響く声はうまく出せたでしょうか?


 


声が豊かに響くには、


1. アゴの位置や口腔内環境


2. 喉頭の位置


3. 舌の形状変化や感覚


4. 柔軟な顔筋群の働き


5. 適切な息のスピードと方向


 細かく説明すると限りなくはありますが、


このような理由が関わっています。


 


これらは吹奏楽器だけではなく、


打楽器や弦楽器、鍵盤楽器など


どの楽器を演奏するにも関係することなので


パーカッションや弦バスの皆さんにも大事なこと♪


そして日常会話でも


聞こえやすく 伝わる声って大切です。


 


チューニングや合奏時に「歌うこと」から始めて、


演奏につなぐ練習方法を取り入れているバンドの皆さんは


あっ、これっ、もしかして・・・


なんて思ったかもしれないですね。


 


 


さて、今日はこの中から2番めの「喉頭の位置」に注目してみましょう。


 


喉頭は別名「のどぼとけ」と呼びます。


指先で首の前の方、喉のあたりに触れてみてください。


首の真ん中、シワのあたりにポコッと出っぱりや


硬い塊を感じませんか?


ごくんとつばを飲み込むと上下に動く場所です。


指先をその部分に触れたまま声をだすと


振動が指先に伝わってきます。


 


「ん? そんな出っぱりは全く見つからないし、動いていないよ」


 そんなひとは、


今だしている声から半音ずつ低い音を出してみましょう。


そうすると、少しずつ出っぱりが指先に感じてはきませんか?


それと同時に首の筋肉が緩んだ感覚。


いや、でも、こんな低い声、慣れない[あせあせ(飛び散る汗)]


だけど急に大きく聴こえだした。


声がビリビリと響いてる!


 


この位置が本来の喉頭(のどぼとけ)の位置。


そしてあなたにとって自然な「本来の声」です。


 


とっても低くて嫌だ((T_T)


なんて思わないでくださいね。


 ※出っぱり具合や大きさには男女差があります。


 


レッスンや合奏で


「喉をしめないで!」


などと頻繁にアドバイスをうけている皆さんの中には、


この位置を上方に引き挙げすぎて


苦しそうな音になっているかもしれません。


チェックしてみましょう。


 


 


吹奏楽部内で高くて大きな声で


「はいっ!」と返事をする習慣はありませんか?


 実はこのお返事の習慣が


音や音楽に嬉しくはない影響を与えていることがあります。


 


ボディ・マッピングの指導で全国各地を訪ずれる機会があるのですが、


お返事のスタイルや声の高低、会話のトーンは


それぞれの地方や学校によって様々です。


 


ある学校では、男女を問わず高く小さめの声。


そして短く小さな「っ」が3っつくらいくっついてそうな感じで


はいっっっ


 


またある学校では、お腹や首の筋肉を硬く緊張させ、大きな声で


はいっ!!!


などなど・・・


 


喉頭を引き上げ 首の筋肉を緊張させたままの状態で演奏すると


息も苦しく、すぐに疲れてしまいます。


首の筋肉は指に向かう腕の筋肉の一部でもあるため


速く動いてほしい指先にも影響が及びます。


 


出したい音は 伸びやかなよく響く音のはずなのに


出てくる音は正反対。


遠くまで届かない音であったり、


思い通りに響いてくれないし指も重くて動いてくれない・・・


 


こんな悩みを抱えているなら、


喉頭(のどぼとけ)の位置と声の響きをチェックしてみましょう。


 


そして喉頭が適切な位置であることを確認し、


そのままの位置で演奏してみましょう。


これだけで理想の音に少し近づくことがありますよ。 


 


皆さんは決して自分の意志で「喉をしめている」のではなく


習慣化された “お返事” によって知らない間に


喉周辺や首の筋肉が緊張しすぎた状態になっているのです


 


演奏表現として声をシャウト(叫ぶこと)することはありますが、


日常で使う声では 喉に負担をかけず省エネ発声!


お返事サウンドチェックで


理想の音に一歩近づきましょう♪


 


 


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吹奏楽部員ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと② [吹奏楽部]

 


希望を持つ言葉 や 肯定的な言葉への変換、


その言葉を言ってみたり書いてみたりを試してみていますか?


ネガティブ思考は → ポジティブ思考に


ボディ・マップを修正しましょう!


 


あ、ごめんなさい。


このブログを初めて読んだ方はボディ・マップという言葉を


知らないですよね。


 


ボディ・マップとは


皆さんの脳内に記憶されている「身体地図」のことです。


この地図は、成長とともに体験や体感を繰り返しているうちに


自動的にデータが更新されています。


楽器の操作をしている皆さんの脳内には、


楽器と自分のカラダとの関係性や、キーの配列も


筋感覚(筋肉運動感覚)として記憶されているんです。


 


文字配列を


見なくても入力できるスマホのようにね。


 


 


お話を「言葉の変換」に戻しますが、


吹奏楽部でよく


「もっと吹いて」と指示され、そのとおりにするとピッチが合わない、


という質問をされることがあります。


その他には「もっと大きく」や「もっと小さく」などです。


 


これらの言葉に一生懸命応えようとした結果、


「ピッチが高くなってしまう」や逆に「低くなってしまう」


「音のボリュームが変化しない」「息が足りなくなる」


といった内容で悩んでいるメンバーの多いことに驚きます。


 


もちろんそれぞれの楽器の特性を知って


"どのように対応すればピッチが安定した状態で演奏できるのか”


という演奏技術を習得することはとても大事なことです。


 


ですが、このような技術を知っているにもかかわらず


指示された言葉に


反応できないでいるメンバーがいると感じています。


 


 


こんなときには是非!


「言葉の変換」をためしてみましょう。


 


「もっと吹いて」という言葉には


オーバーブロウ(吹きすぎ)の危険が潜んでいるので


パートによっては高くなるし、低くなる。


なのでバンド全体のピッチが不安定になってしまうのです。


たくさん生きを吐き出してしまうので、


体内の空気は足りなくなりますよね。


 


では具体的にどんな言葉を使えばいいでしょうね。


 


「吹く」を「響く」にするだけでも印象は違います。


「大きく」は「強く」「激しく」「重厚に」etc.


「小さく」は「弱く」「優しく」「繊細に」etc.


 


どんなに「言葉」を変換しても安定しないときには


ストローを使って声の響きで体験・体感です!


 


ストローを唇でくわえ、そのまま出したい音程で


「う〜」と歌ってみてください。


その時、強い音でも 弱い音でも


ストローを通しても


唇がくすぐったいくらい 声がビリビリと響いていていたらOK!


 


IMG_0006.png


 


この感覚のまま楽器を演奏してみてください。


ピッチは安定したまま求めている音になってはいませんか?


 


これって管楽器だけではなくて、打楽器やコントラバスにも有効です。


音に厚みがないときや


チューニングしたはずなのにピッチが安定しないときには


打楽器やコントラバスでもストローを試してみてください。


腕の動きがスムーズになったり、


音色の変化もしやすくなるなど、


皆さんの演奏に変化が現れるかもしれません。


 


このように実際にカラダで体験し体感することや


求めている音を探求することで


自分たちにピッタリくる「言葉」を探しましょう。


 


そうすれば指揮者とメンバー、


先輩後輩の間で「共通言語」が生まれて


コミュニケーションがとりやすくなりますね。


 


皆さんのバンドに個性的な表現の


「言葉のストッカー」を作って どんどん活用してくださいね。


 


 


 


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吹奏楽部員ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと① [吹奏楽部]

 


今年もはや6月。


上半期最終月となりました。 


 


来月には吹奏楽コンクールの予選会が


9月にはマーチングコンテストの予選会が各地で始まりますね。


公立中学では部活動の時間に制限ができ、


今までの方法では


コンクール本番に向けての練習が不足と感じてはいないですか?


 


ボディ・マッピングのアプローチで、


練習のお手伝いができたらいいなぁ・・・と、


今日から少しずつヒントをアップしていきます。


拙著「 演奏者のための はじめてのボディ・マッピング


で紹介している内容も含め、


吹奏楽部員の皆さんや、顧問や指導をされている先生方の


お役にたてれば嬉しいです。


 


 部活動の活動時間制限によって


「楽器の演奏はこの短い時間内では絶対無理!ムリムリムリ…」


なんて言い切るお言葉も最近よく耳にしています。


本当にそうでしょうか。


習慣化された練習方法に囚われすぎてはいませんか?


その「思考」自体が、無理にさせてしまってはいないですか?


 


人間の行動は脳がコントロールしています。


「できない!」


と思った瞬間からカラダもココロも柔軟性を失って


八方塞がり[たらーっ(汗)]


 


まずは


できるかもしれない


と希望を持つ言葉に変換すること。


そして


短時間でも効率よくすれば、できるはず!」と


肯定的な言葉に変換しましょう。


 それから その言葉を毎日


鏡の前で自分の目を見つめながら大きな声で言ってみる


お友達と一緒に言ってみる


部員全員で言ってみる


ノートに書いてみる


 


こんなことから始めてみましょう。


毎日継続していると


少しずつ気持ちや行動に変化が現れてくることでしょう♪


 


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